ちぎり分けた餅がくっつき合わないためには、何かをまぶし付ける必要があります。
というわけで、餅つきの当日に用意しているものを紹介します。
もち取り粉
実家では、等量の片栗粉を混ぜて使っています。もち取り粉:片栗粉=1:1です。
もち取り粉単独よりも滑りが良く、特におかがみを丸めるときには良いように思います。
実家の規模(およそ1.6升×8回)だと、ひとまず250+250=500gほど用意し、さらに同量の予備が二回分ほど控えてます。
軽く一臼なら、200gもあれば充分じゃないかと。(あてずっぽう)
いざ餅が出来上がった時に、粉が足りないと板にくっつきまくってパニックになるので、充分に用意しておきましょう。
追記:2017年末の餅つきでは、8臼に対して500g+100gくらいで足りました。
きな粉
プレーンなきな粉に、砂糖と塩を混ぜて、好みの加減に味を整えます。
実家では、私たちが子供の頃には用意してくれていました。
みんな大人になって、「あんこきらい! きなこがいい!」などと騒がなくなったら、いつのまにか無くなりました。
準備量は、きなこ100g一袋、で足りてたんじゃないかと思います。
余ったら冷蔵保管しておいて、のちのち焼いた餅に付けたり、ヨモギ団子に付けたり、ご飯に掛けたり(これは祖母だけかも)、といくらでも出番がありました。
あんこ
既製品のあんこでも良いですが、実家では手作りです。
小豆を半日くらい水につけてから煮るのが祖母流です。
前日のうちに、くたくたの水煮にしておいたものを、当日再加熱して、味をつけます。
熱い状態ではサラサラしていても、冷めると固まってちょうど良くなるので、適度な煮詰め具合に仕上げます。
あんこを作る様子は、こちらにまとめています。
★カテゴリー一覧★