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餅は、レンジ「弱」で温めると、簡単にふっくら柔らかくなる

餅を電子レンジで柔らかくしたいとき、レンジ強(500w~600w)で加熱すると、なかなか加減が難しいです。
フチは溶けそうなのに中心は固いとか、でろーんと広がってお皿にへばりつくとか。

そんなときは、レンジ弱(200w程度)を使ってみると良いです。レンジ強と比べて時間はかかりますが、加減が簡単ですし、加熱ムラもあまりなく、ふっくら柔らかく温めることができます。

※電子レンジの機種によっては「弱」ではなく「解凍モード」かもしれません。どちらも同じように使えます。

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餅を電子レンジで:加熱方法と時間の目安

餅をお皿に乗せて温めます。ラップをかけると乾燥防止になります。
(かけないとフチの部分が固くなりますが、食べられないほどではないと思います)

餅一切れあたりの加熱時間の目安は、
・常温・冷蔵の餅 → 1~2分ほど
・冷凍の餅 → 3~5分ほど

まずは短い時間を設定して、様子を見ながら追加で加熱してみてください。

あんこ餅の加熱例

冷めて固くなっただけの場合

一口大のあんこ餅を1個なら、レンジ弱で1~2分で、良い具合に柔らかくなります。

冷凍してあった場合

一口大の、白餅1個、栃餅2個。
あんこごとラップに包んで冷凍してありました。全量174g。
冷凍状態のあんこ餅

ラップをかけて、レンジ弱で加熱します。まず5分。
あんこ餅をレンジにかけるところ

中央のくっつき合っている部分がまだ冷たいので、このように中心側と外側をひっくり返して、もう3分。
あんこ餅のレンジ加熱途中

完了。
あんこ餅のレンジ加熱終了

表面は多少トロリとしていますが、爆発することも溶けることもなく、中心まで均一に柔らかくなりました。

切り餅の加熱例

ちょっと日が経った豆餅

乾燥して少しひびが入りかけているものを、2切れ温めます。
伸し餅の端の部分なので、三角帽子のような形をしています。
豆餅温め前

ラップをかけて、レンジ弱で1分半。
三角帽子の頭の部分(細い部分)が爆発してしまいましたが、そのほかは良い具合です。
豆餅温め終わり

豆餅温め終わり2

半分凍った草餅

チルドに入れておいたら、なかば凍ってしまいました。
6×5cmくらいの草餅、重さは約55gです。
草餅温め前

レンジ弱で、まず1分半チンしました。
まだ中心が冷たいです。(ラップは掛け忘れています)
草餅温め途中

追加でもう1分チンしました。
中心まで温まって、柔らかくなりました。
草餅温め終了
ラップを忘れたせいで、フチが少し固いですが、食べられる範囲です。

お皿にへばりつくこともありません。
皿からはがしたところ

適切に冷凍→レンジ解凍で、美味しく餅を食べられる

あんこ餅は特に、切り餅に比べて、美味しくなくなるのが早いです。
少しの日数でも、ラップにくるんで冷凍庫に入れてしまうのが吉。レンジで解凍すれば、つきたての美味しさ・柔らかさで食べることができます。

切り餅も早いうちに冷凍してしまえば、カビることも、乾燥してカピカピになる事もありません。チルド室に入れればそうそうカビませんが、絶対ではないし場所も取りますからね。

食べ切るのに掛かりそうな期間を考えて、チルド保管と冷凍を、上手に併用すると良いです。

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